尿漏れ、骨盤、産後トラブルと育児の日記

育児の辛さと楽しさ 産前産後の様々なトラブルとその解決法について

育児のこと

あまりに下の話が続いているので、たまには育児のこと。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181228-00000004-mai-soci

たまたま今日はこんなニュースもありました。

うちの上の子は心臓に穴があいて生まれて来ました。心室中隔欠損という先天性心疾患です。

妊娠8ヶ月のエコーで発見して頂き、大きな病院に転院しての出産となりました。その時点では心室中隔欠損とはっきりわかったわけではなく、ファロー四徴症という疾患ではないかと言われていました。心臓に疾患のある子はほかに障害がある可能性もあるし、何しろ生まれて来なければ、無事にお腹の外で生きていけるかどうか、保証はない。エコーでわかってから、ネット検索や図書館通いで病気のことを調べる日々でした。妊婦として、お腹の中の子が可愛くて仕方なくて、とても幸せな気持ちと、お腹から出てきたらどうなるんだろうという不安な気持ちと、仕事をしながら揺れ動く気持ちを抱えて過ごす日々でした。

そんな中、胎児の疾患を打ち明けた仕事の先輩から「出生前診断受けなかったの?私は受けたよ」と言われ、傷ついたこともありました。心疾患単独ではそもそも出生前診断ではわからないし、私はもともと受けることに抵抗のあるタイプだったし、軽く言われたのが、なんだかなー、、、。感覚は人それぞれだとは思うのですが。

それでも、産む前に疾患がわかったのは子供のために最善の道だったと思います。迎える準備ができたから。一方で親としては気持ちの面で大変なところもありました。そして、自分をものすごく責めました。お酒を飲んでいたからではないか、昔、タバコを吸ったことがあるからではないか、何かのバチがあたって、子供に影響してしまったのではないか、、

その子は無事生まれて、4歳になります。生まれた瞬間に他の子に比べても大きな声でオギャーと元気よく泣いてくれたとき、本当にほっとしました。この子は少なくとも元気に生まれてくれた、と。

私が働く会社では、社員の子供が生まれると、機械的に「●●さんに子どもが生まれました。母子ともに健康だそうです」という定型的なメールが送られる慣習があるのですが、心苦しくなりながら、上司に「元気に生まれました」と報告した覚えがあります。考えてみると、これってあまりに無神経なメールですが、世間一般では出産を喜ぶと当たり前のメールですよね(^_^;)

あと、最近の母子同室の流れで、子どもがN ICUにいるお母さんはとても淋しいです。私は事前にわかっていたので、個室を選択したけれど、、。

今になって思うのは、子どもが病気なのを親が自分を責めるのは当たり前のことだけど、この子はこの子として、ただ生まれてきただけなんだと思います。病気も含めて、生まれてきてくれた命なんだと。その後も色々ありましたが(またの機会に書かせて下さい)幸い根治手術を受けて、元気いっぱいに育っています。多少やんちゃすぎたり、多動っぽかったり、とても心配な面は多々あるのですが、元気に生きてくれているだけで、お医者さんはじめ世の中すべてに感謝したいと思っています。