尿漏れ、骨盤、産後トラブルと育児の日記

育児の辛さと楽しさ 産前産後の様々なトラブルとその解決法について

育児の悩み①おっぱい飲まない 離乳食食べない

わが家の長男くん。

心臓病があったことは前に書きましたが、なかなかに他にも色々ありました。

まずは食べない問題について、そしてどうそれを克服したかについて。

離乳食が始まる前まで遡りますが、生後半年になる前のこと。おっぱいをあまり飲んでる様子がなく、体重がぜんぜん増えなくなりました。

乳児用のスケールをレンタルし、一回あたりの飲む量、体重の増減、毎回測っていましたが、授乳一回あたり50cc飲んでいるかどうかという感じでした。体重の増えも1日10gとか…

もちろんおっぱいが出ていないかもしれないということで、ミルクを飲ませようともしました。でも、哺乳瓶がダメだったので、それはもうありとあらゆる種類の哺乳瓶をネットショッピングし、おさじであげてみたり、医療用のスポイトを取り寄せてみたり…でもダメでしたね…

結局、そんな状態が続き、生後半年ごろ、風邪をひいた時に脱水になり、入院する羽目に。しかも脱水の治療をしても、飲まないままだったので、経管栄養を施すことになり、鼻から胃にチューブを入れる方法を学び、自宅でもそこにミルクをつないで栄養を摂取させることになりました。チューブがいつも鼻の横についているので、見た目も多少は気になりましたし、時間が来ればミルクを鼻から注入しなくてはならないので、外出は大変になりました。

この食べない問題、おっぱいもミルクも飲まないのですから、当然離乳食も食べません。でも作らなくてはいけないし、作ってもほとんどぐちゃぐちゃにされるだけで、食べてくれない…ストレスいっぱいでした。

摂食障害の外来にも通いましたが、根本的な解決に結びつくようなアドバイスもなく。

そんな日が半年近く続いた冬の日。わが家に救世主が現れたのです。

夜中に長男くんがむくっと起き上がり、いきなり激しく嘔吐(O_O)しかも何度も。

翌朝には熱も出て、飲んでも吐いてしまう事態に。病院に駆けつけたところ、ノロウィルスとの診断。ノロウィルスを経験したことのある方はわかると思いますが、あれは家庭内感染を防ぐのは至難の業。もれなく親ももらいました。

(T ^ T)

飲食しても戻してしまうので、嘔吐が落ち着くまでは絶飲食。

そして、まさかの!絶飲食後、長男くんは普通に飲み食いするようになったのです!!!

飢えるって大事な要素だったのですね。

まだ彼があーとかうーとかしか言えない頃の話ですので、なぜ食べなかったのかは結局わかりません。ただ、想像出来るのは、心臓に疾患があって苦しくて飲めなかったのではないかということ。それが、いつからいつまでのことなのか、こちらには伝わらず、半年ほど機械的に、時間ごとにミルクを鼻から注入していたので、お腹が空くことがなく、離乳食も食べなかったのかもしれません。実はもう苦しい時期は乗り切って、鼻チューブがなければ食べられていたのかもしれませんが、私たちはノロ様にそれを教えてもらうまでわかりませんでした…

この経験から、ミルクやおっぱいを飲む量が少なかったり、離乳食を食べなかったりする赤ちゃんも、時期が来れば食べることが多いのでは?!と思うようになりました。必要があれば飲み食いするのが人間の基本ですね。もちろん、うちの子に心臓疾患があったように、その裏には身体的な問題がある可能性もありますが、そうでなければ心配しなくても、食べたくなれば食べる!!食の細い赤ちゃんやお子さんで心配されている親御さんもいらっしゃるかと思いますが、身体的な問題がなければ少しのんびり構えてもいいのかもしれません(^^)